• Posted 18.05.14

私たち株式会社シー・シー・アイ(以下、CCI)は組織開発コンサルタントとして、30年以上歩んできました。このたび、2018年4月1日より代表取締役社長に平尾貴治が就任し、大島岳は代表取締役会長となり2代表の新体制を発足しました。

新体制発足を機にCCIの広報紙『CCI NEWS』を創刊、隔月刊で発行する運びとなりました。今回は4月に発行した創刊号より大島・平尾両代表による対談の全ての内容を2回に分けてこのブログでもお届けします。

CCIの組織開発プログラムは「仕組みなどのハード面も、気持ちや関係性などのソフト面もトータルにストーリーを持って考える」こと

 

平尾社長(以下、平尾):今回新体制でスタートする、CCIの節目で大島さんといろいろと話したいと思っています。最初に、CCIが30年以上続いてきた中で、そもそも会社を立ち上げた時に何がしたかったのかを改めて話してもらえますか。

 

大島会長(以下、大島):僕自身は、もともとサラリーマンとしてコンサルタント会社に属していたのですが、20代は営業をしていて、30代でいよいよコンサルタントに移ろうという時に、「呼ばれている会社に出かけて、研修だけを行っているようなコンサルタント」は、違和感があったんです。
一つ一つのクライアントに対して本当にガッツリ入り込んで、クライアントの本当のニーズを実現していきたいという思いに至り、その会社を辞めて、CCIを立ち上げました。

 

平尾:そもそも組織開発自体もとても幅広い概念ですが、われわれCCIにとっての組織開発とは何だと捉えていますか。

 

「全体をストーリーとしてつなげていくことにこそ、一番存在価値があるのではないか」(大島)

 

大島:私にとっても組織開発というのは、クライアント自身がそもそも何のために存在しているのか、という問いに結局は行き着くと思うんですね。社会に必要とされるニーズに対して、クライアントは事業を通して実現していくということを考えると、やはり「事業戦略を実現するための組織」であるということです。
その実現したい事業と結び付けていったときに、組織はどう成長し、一人一人はどう成長しなければいけないのか。それらが風土も含めた「部門と部門」「個人と個人」の関係性などが全部ストーリーとしてつながっているのか、ということです。

 

平尾:自分は長くサラリーマンだっただけに、最初にCCIのプログラムに入って感じた衝撃というのはまさにそこです。
CCIのプログラムにおいては、具体的で現実的なタスクの話をしながらも、必ず同時に、「あなた個人は、会社や組織はどうありたいと思っているのか、強いては社会に対してどうありたいのか」「その組織で、あなたは何をしたいのか」という、あなた自身の「will(意志)」とずっとリンクさせながら、話し合っていただきます。そうしたCCIの行うプログラムに初めて参加した時に、自分が体験した破綻した企業においては、こんな風な話し合いというのは一切なかったな、と思ったんですよ。

 

大島:今思い返しても、平尾さんがCCIプログラムに参加し始めたときに、「本当にこの場にいられることが楽しい」という感じが溢れていましたよね。

 

平尾:面白かったです。面白かったし、悔しかったですよね。
ある意味、自分のサラリーマン時代の悩みに対しての「答え合わせ」をしている感じで、こうしていけば、組織は変われるんだと確信できる面白さと、反面、「ああ、自分の以前の会社ではこれができなかった」という悔しさと、両方を感じていました。
ところで大島さんは30年以上にわたり、CCIの組織開発をしてきました。その歴史の中で、CCIで仕事をしてきて良かったと思ったことは何でしょうか。

 

大島:今思い出すと、初代の社長だった吉田さんから学べた経験は良かったと思います。

最初に出会ったころに、吉田さんはお客さんからの無理難題に対して、「私は、それはしません。それだったら私ではない人に頼まれた方がいいんじゃないですか?」と、サラっと断ったんです。
結果的に吉田さんが断った同じ日の午後に先方の人事部長から電話があり、驚いたことに、「あの吉田さんにやってもらいたい」ということになりました。自分たちの本当に願っていることや価値観を真剣に伝えていくことが大事なことだと学びました。

 

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