社員定着と組織力向上を目指して、組織開発とキャリア開発の融合プログラムをスタートいたしました。

多くの企業から「外部環境が激変しているのに新たな戦略遂行のスピードが上がらない」という声と、同時に「社員の定着率が下がり、メンタルダウンも多い」という声を聴きます。

そうした声の背景にあるのは、一言で言うと、組織としても個人としても「パーパス(なぜわが社は存在するのか)」も、それに対する「エンゲージメント(自分自身の思い入れ)」も不明確であるということではないかと考えます。パーパスが不明確であれば、目標数字達成だけの行動になり、結果として企業は衰退し、個人は疲弊していきます。

私達シー・シー・アイはこれまでも、組織のありたい姿を実現するための自分たちで考える組織づくりを行なってまいりましたが、今後はより個々人の「パーパスエンゲージメント」を上げることも重要になってきます。そこで、私たちは今までの組織開発プログラムにプラスして、本年度よりキャリアコンサルタント国家資格者チームを立上げ、「パーパスエンゲージメントプログラム」をスタートさせました。このプログラムはキャリコンサルタントチームにより、社員個々人の「働く目標観」を明確にしながらも、そこで聴きだした組織の課題を、組織開発チームにより経営層やマネジメント層の強化に反映させるという、両専門家による循環モデルです。 

変化の時代を勝ち抜く強い組織を創るためには、「戦略」「組織」「個人」が同じパーパスで繋がり、かつ単なる「お題目」ではなく、具体的行動と結びついていることが絶対の必要条件です。そんな思いで、私たちは「パーパスエンゲージメントプログラム」をスタートさせました。

※シー・シー・アイ・キャリアコンサルタントチーム
国家資格を有し、且つシー・シー・アイ独自の企業向けのプログラムで50時間の研修を受けた上で、実践を見据えた厳しい試験と面接試験をパスした者だけで構成されており、そのチームリーダーは、4,000人以上の相談実績を持ち、国家資格1級キャリアコンサルティング技能士と国家資格公認心理師を保持する仲村 賢です。

⇒パーパスエンゲージメントプログラムをより詳しく知りたい方はこちらの無料オンラインセミナー【3月16日(木)16時】でお待ちしております。

 

モノづくり日本会議セミナー「アフター・コロナにおいて戦略をやり切る経営と職場づくり」に登壇します!

新型コロナウイルス感染拡大の影響など先行きが不透明な中、外部環境の変化や業績停滞、従業員のエンゲージメント低下に悩む企業は多くあります。しかし、表面化した問題に対し、「モグラ叩き」のような手を打っているだけでは本質的な解決にはつながりません。
変革期において「ホンネの討議」がなぜ重要なのか、それはなぜ難しいのかを、自分の会社に当てはめながら考えていただくことがセミナーの目的です。
実際にサポートしてきた企業の生々しい事例も踏まえながら、対面セミナーならではの参加者らによるワークを交えつつ、イノベーションを起こせる組織のメカニズムや変革期にある企業同士で話し合い、「内部者が主体的に戦略をやり切る組織」を実現するための本質的な考え方とノウハウを伝えるセミナーです。
 ⇒お申込みはこちら!
モノづくり日本会議の会員企業様以外も参加できます!!)

【開催日程】5月19日(木)
【開催時間】14:00~15:15
【プログラム】講演・ワーク60分+質疑応答15分(予定)
【セミナー対象者】人事・総務担当者や職場リーダー、経営者など
【定員】30人 ※新型コロナウイルス感染防止のため、人数を限定して実施します。
【参加料】無料(事前登録制)
【参加証】参加登録された皆様には、参加証を送付いたします。
【登録締め切り】5月18日(水)13:00
【主催】モノづくり日本会議
【開催場所】日刊工業新聞社
(東京都中央区日本橋小網町14-1)地下1階 第1会議室
・東京メトロ日比谷線:人形町駅・A2出口より徒歩3分
・東京メトロ半蔵門線:水天宮前駅・8番出口より徒歩4分
・都営浅草線 :人形町駅・A6出口より徒歩3分

<モノづくり日本会議とは・・・>
日刊工業新聞社が旗振り役となって設立された団体です。前身である「モノづくり推進会議」として2007年に設立以来、少子高齢化の進行に伴う経済変化やエネルギー問題の深刻化など、情勢変化に対応して、わが国モノづくりのグローバル競争力強化や新産業育成に寄与するための研究会、シンポジウム、交流会などを実施し、新聞紙面などを通じ、広く発信してきました。2011年には「モノづくり日本会議」に名称変更し、顕彰事業の実施など、活動の幅を広げています。
現在、2,000社を超える会員企業をはじめ、官公庁や大学・高専などの教育機関などとの連携が触媒となり、将来の新産業分野創出に向けた”イノベーション”を継続しつつ、同時に人口や資源、環境などの制約の中で成長を持続できる新しい価値創造によるモノづくり社会を実現することを目的とします。

⇒セミナーお申込みはこちら

生き残るために

今、企業も個人もコロナ下の大きな閉塞感の中で必死にもがいています。

ある企業の取締役とお話をしていたら「正解のない中でA案・B案を常に用意しておくことが大切だ」と言われました。それは戦略論の定石ではありますが、周りを見わたすと、楽観論と悲観論の二極化が進んでいるようにも見えます。

先日、三菱総合研究所さんが「新型コロナウイルス感染症の世界・日本経済への影響」を発表されました。
その中で、産業・企業に対して
「コロナ禍で生じた潮流への対処や社会課題解決を、新事業創出や高付加価値化につなげる視点があるか?」
「企業の社会的責任に対するビジョンと柔軟な経営体制と運営ができるか?」
「人々の価値観の変化や行動変容に合わせた取り組みができるか?」
という問いが投げられているとありました。

つまり、今までは下手をするとキレイゴトとされがちだった、「社会に対するビジョン」を本気で考え抜き実行する企業だけが生き残れるということです。
そして、当然ながら社会ビジョンの前提にあるのは個人ビジョンになります。私たち一人一人が、正解のない中で「自分は本当に何をしたいのか、そして自分の組織で何を実現したいのか」を考え話し合い統合する必要が生じているのです。

一方で、蜜を防ぐために、多くの会社が出張を伴って本社に集まったり、顔を突き合わせて話し合ったりすることを禁止しています。かといってオンラインでは気持ちが伝わらないと、そちらの活用にも足踏みをしている組織のお話も聞きます。
私達CCIは、リアルで会うことにはオンラインでは代替し切れない価値があると昔から主張してまいりました。ただし、今こそ必要な「組織の本質的な在り方の合意形成」を、会えないからと後回しにするくらいなら、とりあえずオンラインでのガチ対話に挑戦していただきたいと、4月より定期的にオンラインの無料セミナーを開催しております。

ピーター・ドラッカー氏はこんな言葉を仰っていました。
「変化はコントロールできない。 できるのは変化の先頭に立つことだけ。」

変化の先頭に立ちましょう。