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「犠牲者感のない社会を作ろう!」東京レインボープライド2022に出店いたしました。

2022.04.27ニュース / ブログ

平尾 貴治
「犠牲者感のない社会を作ろう!」東京レインボープライド2022に出店いたしました。

2022年4月22日(金)からの3日間、2019年を最後にコロナのために中止されていた東京レインボープライド(TRP)が、久々にリアルで代々木公園イベント広場で開催されました。
東京レインボープライドとは、「LGBTQ、いわゆる性的少数者が、差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現」を目指した団体、およびイベントの総称であり、2012年より毎年4月または5月に開催されています。

私(平尾)も社会保険労務士の仲間と「社会保険労務士LGBT&Ally」の活動を行なっており、今回も仲間と共に出展させていただきました(私はお仕事の関係で、土日の二日間参加)
今年は直前でのリアル開催の決定でしたので、以前より出展企業が減ったのは少々寂しかったですが、それでも、多くの当事者及び応援者の方が集まり、特にパレードのある最終日には雨にもかかわらず沢山の方がいらっしゃいました。

社会保険労務士のブースでは、多様性ある職場の作り方を来店者と考えるとともに、「こんな職場があったらいい」「こんな会社に勤めたい」という声をハート型のポストイットに一言ずつ書いていただき、お店の壁に貼りだしました。
以下のような特徴的な言葉がありました。(一部のみ抜粋です)

「1人1人が自分らしく、素でいられる職場は素敵」「性別による不幸をなくしたいみんなハッピーに!」「LGBTであることをオープンにできる会社」「障害者にも健常者にもみんなに優しい企業がいいな!」「みんなが自分らしく性別などによって嫌なオモイをしない職場」「学校もそうですが制服があると生き辛い人がいるのだなぁと思うときがあります。あとトイレとか。」「Opportunities to learn something new in a safe environment !(和訳:安全な環境で新しいことを学ぶ機会)」「”ちがい”を素敵と受け入れられる職場が良い!」「思いきり、もりもり気持ちよく働ける職場に!!」「”男らしさ”を要求されない職場」「MTF・FTMでも働きやすい職場」「”常識”や”普通”を押し付けられず、個性が認められる職場」「心理的安全性がガチで確保されている環境」「社員を道具として扱わない会社!」「性別で分けない。生まれた性別で身なりを決めない。違う存在に優しい職場ががほしい」「誰もが平等で暮らせる楽しい生活」「”彼氏いるの?”って聞くな!!」「社員みんなが自分らしく働ける会社!!」「不安な気持ちも、安心して伝えられる職場がイイな」「リスペクトできる人、リスペクトしてくれる人と働きたい!」「独身女性・独身男性という言葉がない会社へ」「ジェンダーと職種は関係ない!みんなが好きを仕事に!」「”障害者””マイノリティ”という言葉がなくなりますように」「”男””女”といちいち言われない職場を!」「共用トイレを安心して使える会社」「無意識の差別に悩まされない会社で働きたい!」「メイク・スカートを強制されない。」「男女のくくりが当たり前ではない雰囲気の職場」「性別での服装の規定がない企業が増えてほしい!」「家族を持たなくても独り身でも、生活や保障の同等の権利がほしい!!!」「誰もがありのままを実現できますように!」・・・・等々、色々考えさせられる内容が書いてありました。

GAFAの人材採用や、台湾の国家施策を見ても、多様性の推進は生産性向上やイノベーションに効果があるのは明確になってきているのに、現実はまだまだと痛感させられました。CCIとしても「戦略をやり切る組織作り」のためにも、犠牲者感の無い組織を実現していきたいと改めて考えました。

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