よくある質問

その他

「間主観(かんしゅかん)マネジメント」とは何ですか?

個々の「主観」をぶつけ合い、本当の「客観」を生み出すための考え方です。

「自分は客観的に見ている」という思い込みを捨て、「自分に見えているのは主観に過ぎない」と自覚することから始めます。

その上で、メンバー同士がそれぞれの主観を出し合い、なぜその違いが生まれたのかを究明します。このプロセスを経て合意形成されたものは、誰もが納得できる「本当の客観」となります。

議論の中で対立や葛藤が起きるのが怖いのですが…。

葛藤は変化のために必要なプロセスです。私たちがその調整役として伴走します。
本音で話せば、意見のズレや葛藤が起きるのは当然のことです。私たちは「組織のために自分自身を使い切る(USE OF SELF)」という覚悟を持ち、その葛藤の中に飛び込みます。
時には耳の痛いことも申し上げますが、それはクライアントに真の変革をもたらすためです。CCIコンサルタントは、評価者としてではなく当事者として共に葛藤を乗り越える支援を行います。

ミーティングや話し合いはどのように進みますか?

立場を超えた「ガチ対話」を行い、プロセスの振り返りを重視します。
単に業務の話をするだけでなく、途中で「今の話し合いで理解は深まったか?」「意見は言えたか?」といったプロセス(過程・関係性)を振り返る時間を設けます。
ファシリテーターである私たちが、参加者の状態を細かく観察し、適切なタイミングで介入します。これにより、話しにくいことも言える心理的安全性が高まり、会議の質が格段に深まります。

現状分析のためのヒアリングでは、どのようなことを行いますか?

「良い・悪い」のジャッジをせず、ありのままの本音(テーブルの下の意見)を聴き取ります。

組織内では、表向き(テーブルの上)では合意していても、内心(テーブルの下)では全く違うことを考えているケースが多々あります。

私たちは特定の因果関係や偏見を持たず、全社員へフラットにヒアリングを行い、どこで認識がズレているのか、何が一致しているのかを整理します。

点数による評価などは行わず、組織の現状をありのままに見ることで、本質的な問題を浮き彫りにします。

コンサルタントがいなくなった後、組織が元に戻ってしまうことはありませんか?

コンサルタントが離れた後も、自走できる文化を根付かせることをゴールとしています。

単なる一時的な気づきや学びで終わらせるのではなく、組織のキーマンを巻き込みながら「仕組み化」し、企業文化として定着させるまでが私たちのプログラムです。最終的には、外部環境がどう変化しても、社内のメンバーだけで臨機応変に対応できる強い組織を目指します。

CCIの組織開発コンサルティングとは、どのようなものですか?

「戦略をやりきる組織」を作るために、仕組みと風土の両面からアプローチする支援です。

一般的なコンサルティングが戦略や制度といった「ハード面」のみ、あるいは人間関係などの「ソフト面」のみに偏りがちなのに対し、私たちはその両面を包括的に診断し、働きかけます。

外部環境の変化(インプット)を組織内で価値あるものに転換し、成果(アウトプット)を出し続けるための「自ら主体的に成長し続ける組織体質」への変革をサポートします。

実施プログラムについてご質問やご相談等ございましたら
下記にてご連絡くださいませ。