• Posted 18.08.07

名古屋の南山大学で開かれた、7月14-15日+プレ勉強会(7月13日)の組織開発ラボラトリー(ジャーヴァス・ブッシュ氏による対話型組織開発ワークショップ)に出席してまいりました。

対話型組織開発のベースにある、「組織とは意味を形成するネットワークであり、『どのように意味付けするか』が『どのような事実があるか』より大きな影響要素となる。したがって、組織を変えようとするならば、対話を変えることだ」という考えは、正に日々痛感していることでした。

一方で、自分自身の陥りやすいことでもあり、「痛いなー」というオモイとともに学びました(笑)。

以下私の学びです。

  • 我々が取り入れる情報数は1万件、そのうち意識的に決めるのは45件。後は「適合される無意識」にすぎない。
  • 同じようなストーリーを感じている人同士で話すことで強化され、思い込みは強まる。その時の思い込みは大体ネガティブな方向に強まる。
  • リーダーシップ(マネジメント)の最大の失敗は「適応を要する課題」を「技術的解決」のように扱ってしまうことである。
  • 経験は「客観的にあなたに何が起きたか」ではなく、「あなたに起こったことに対してあなたがどう意味づけしたか」である。したがって、「同じ経験をする」というのはあり得ない。
  • しかし、人々が経験から学ぼうとすると、「誰が正しい経験を持っているか」という競争が起こる。なので、私たちは自分達の集合的経験から学ばない。
  • 経験は4つの要素から構成されている。・・・『観察していること(ビデオカメラが映すもの)』、『考えていること(頭)』『感じていること(体)』『欲しいこと(したいこと)』。そしてあらゆる瞬間に4つの要素全てを持ち合わせている。これを自覚的に使うことだ大切だ。
    世の中の争いの3/5は人々が勝手に作り上げたストーリーによる。
  • 二者択一のジレンマに陥った時は、「いっそ、両方ともやっちゃったらどうか」というスタンスに立つと意外にうまくいくことがある。(例えば、「創造的破壊」「持続可能な開発」など。)

以上のように沢山の学びのあった今回でしたが、実は一番胸に刺さった言葉はワークショップの最初に問われた次の質問でした。

『あなたの人生における現地点で、世界はあなたから何を必要としているでしょうか』

この質問を噛みしめながら日々、挑戦していきたいと思います。

 

平尾貴治