コンサルタントブログ

在宅ワーク活性化のために

2020.10.13ニュース / ブログ

平尾 貴治
在宅ワーク活性化のために

コロナを恐れてばかりもいられないと、少しずつ経済が動き始めています。
でも、一方で企業においては完全出社というのはまだ少なく、「週何日かは在宅ワーク」のビジネスマンは多いようです。

アンケートを取ると、在宅におけるテレワークについては、オィス勤務に⽐べて⽣産性が下がったと答える⽇本⼈は40%。世界10カ国平均の13%を⼤きく上回りなんと最下位だそうです(9月21日付日本経済新聞)。
もちろん住宅事情とかネット環境の問題もあるのでしょうが、日本人は「指示命令」に従い、「勤務時間」でマネジメントする(される)という習慣が強すぎたのかもしれません。
もうひとつ興味深いのは、働く女性のみにアンケートすると「在宅ワークで働きやすくなった」と思っている方が70%もいます(9月28日付 日本経済新聞)。その他のデータも含めて色々見ていくと、男性の管理職が一番在宅ワークに苦戦をしているようです。

ただ、ここでポイントになるのは、コミュニケーションの質は単に会う回数に比例するわけではないという大原則です。めったに会えないのであれば「迷子」になることを防ぐコミュニケーションをとるしかない。組織としては、リアルに会えていた時以上に「企業の向かうべき方向」「より良くなるための本質」をしっかり話し合い共有することが大切なのだと考えます。

もうひとつ、個人としてを考えた時は、より質の高い時間管理をすることです。
P.ドラッカーも成果をあげる時間管理のステップとして、①時間を記録して分析する②管理する③まとめる、の3段階があると指摘しています。

因みに私自身がテレワークの試行錯誤の中で、時間を記録し、管理し、まとめるために重宝しているアプリがありますのでご紹介いたします。参考にどうぞ。

一つは4行日記
・・・前の日の「事実」「気づき」「教訓」「宣言」をそれぞれ1行ずつ打ち込むだけのものです。でも、これを続けてみると、頑張って成果を出した日、頑張ったけど成果につながらなかった日、成果も成長もなかった日、などが痛いほどわかります。

もう一つはToggl Track
・・・何かの作業をスタートした時、そして終わった時に打ち込むのです。例えば「プログラム提案書作り13:30-14:15」といった感じです。最初のうちは仕事に関わることだけ入力してましたが、今は筋トレだとか移動だとか生活全般を入れています。これも意外な気づきがあります。この間、久々に都心を回った時、1日の中で移動の占める時間の多さに驚きました。

今こそ私たちが本物の「組織内コミュニケーション」と「セルフマネジメント力」をつける、絶好のチャンスなのかもしれません。

CCIではコンサルテーション実例と組織開発の理論を基にご自身の組織を見直すワークショップを開催しています。
社内組織に悩まれている経営幹部の皆さま、弊社コンサルタントとお話ししてみませんか。