コンサルタント紹介

平尾からメッセージ

「組織開発」に行き着いた、私の原点

経営破綻した企業の悲惨さを身を以て知った過去。その経験が今に活きている。

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私はそもそも人と会うのが好きなんです。前職の百貨店を選んだ理由も、人と直接関われる仕事がしたかったからでした。
人事や営業を経験しながら課長職として、とても楽しく働いていたのですが、2000年のある日突然その百貨店は経営破綻をしました。破綻を知ったのは、記者会見の一時間前。
全国展開をしている老舗の大手百貨店ですから、潰れるわけがないと思っていたんです。それがこんなにも簡単に潰れるとは。
破綻後は悪夢の日々でした。
人が好きで働いていた私にとっては、お客様やお取引先との関係、そして一緒に働いてきた仲間たちが壊れていくのを見るのは耐えられなかった。その悲惨さは今でも忘れられません。

当時の私は、破綻したのは経営者のせいであり、自分は犠牲者だと思い込んでいました。
たとえ固定給をもらえるとしても、会社が潰れたら何もできないような立場には戻りたくない。そう決心し、サラリーマンに戻ることは辞めました。
辞めて独立したのですが、そこで自分はなんて弱いんだと痛感することになります。営業もできない、スキルもない。一個人としての無力さを思い知りました。

大好きな会社はどうして潰れてしまったのか。そして、そこに勤めていた自分個人はどうしてこんなに無力な人間になってしまったのか。そんな悶々とした日の中で、社労士の資格をとりました。

自分の考えの間違いに気づいた、組織開発との出会い

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「破綻したのは経営者だけのせいではない」そのことに気づいたのはその後、大島と出会ってからでした。
共通の知人から大島を紹介され、CCI内で仕事を始めた頃、大島がファシリテートする「本質究明ミーティング」に同行したんです。
そこで大変な衝撃を受けました。
組織内の人たちがガチに対話を行い、対話の中で起こる葛藤を乗り越えてひとつのビジョンがまとまっていくプロセスを目の当たりにしたのです。そしてミーティングの最後、一人ひとりがそのプロセスを見つめ直して正直な胸の内を語る「チェックアウト」を見たとき、涙が出るほど胸にこみあげるものがありました。
私の前職の会社に必要だったのはコレだ。お互いの考えをさらけ出して深い対話ができていれば、潰れることはなかったんだ。
経営者がいくら経営改善の戦略を考えたとしても、その戦略を回す組織内の一人ひとりが納得して遂行しなければ良くなる訳がないのです。会社の経営状況が良くないことを知りながら、問題に向き合ってこなかった私自身も会社を潰した1人だと、ようやく気づきました。

この仕事をしていると「会社が破綻したときはしたときだ。しょうがない」という方もいらっしゃいますが、私はあんな悲惨な思いを、誰にもさせたくない。
その悲惨さを身を以て知っている私だからこそ伝えられることがある。たとえクライアントがギリギリの状況でも覚悟をもって臨める。

この過去の苦い経験からの想いが、今のCCIの仕事に繋がっています。

2020年のパラダイムシフトに対して

変化に対して柔軟に対応できるかは組織次第。

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2020年は新型コロナウイルスの影響で、パラダイムが大きく変わりました。海外との関係性、ビジネスモデルといった事業の根本から、一人ひとりの働き方、マネジメント評価軸まで。戦略・組織・個人、全ての見直しを迫られた企業も多かったことでしょう。

例えば、リモートワーク。直接会わなくとも成果をあげ、それを組織内でどう評価していくのか。不要な会議は減るなど働きやすくはなるかもしれませんが、その分自分たちの価値と成果をシビアに問われるようになります。成果を出せる人・出せない人の二極化が更に進むでしょう。この二極化は個人だけではなく、企業、組織も同じです。

新型コロナが収束した後も、私たちの働き方と意識は以前と同じには戻れないのは確かです。
自分の軸=ミッションをブレさせることなく、制約のある中で新しい方法を見つけてチャレンジしていける。時代に柔軟に合わせられる環境や文化が整っている企業や、考え方を変えられる個人はこれからも生き残れると確信しています。

変わることに躊躇なく突き進める組織を作るのが私たちの得意とするところ。
この変化の時こそ腹を括って本質的な問題に向き合う時です。
私たちは組織開発のコンサルテーションで何度もお客さまの経営危機を救ってきました。
今1人で戦略や組織の問題に立ち向かっている経営者の皆さま、まずは私たちとお話ししてみませんか。

私から見た2人の「強み」

大島

彼は「ザ・経営者」経営者感覚が強いですね。経験値・知識では敵わないです。状況と数字を見て会社の危機を察知するなど、経営に関する嗅覚が鋭くて。経営に関して一歩も引かない、逃げないところは本当に尊敬します。
また、大島の話は「聴かせる力」がありますね。彼のやり方、生き方のスタンス自体がもうコンサルテーションになってしまうのでマネできない部分もある。すごいなと思います。

藤田

藤田は情熱がありますね。前職で部下をうまく育てられる環境でなかったことへの怒りもあるかもしれませんが、最前線の現場をどうにかしたいという思いがある。現場の熱量を受け取って共感できる。だから現場メンバーから愛されるんですよね。
そしてとにかく頭が良いんです。メモをとらなくても、数年前のクライアントの発言までこと細かによく覚えていて驚きます。

実施プログラムについてご質問やご相談等ございましたら
下記にてご連絡くださいませ。