• Posted 15.12.25
12月は弊社での恒例の年末合宿ミーティングがありました。
2泊3日をかけて、2015年を振り返り、2016年の計画を策定する場です。
普段これだけの時間を使って話す事はないので、ミーティングの時間を有意義にするためにも自分自身の一年を振り返りました。そこで様々な気付きがありました。
まず、気づいたのは今年は特に日々追われていて何も変化が起こっていないという自分の感覚が現実と違っていたこと。
今年は改めて組織開発をしっかりと理解しようとスタートした一年でしたが、振り返ればその意図どおりにワークショップやアメリカポートランドで開催されたODサミットなど様々な場に参加していました。
その次に気づいたのは、その中で何を学んだのかという事です。
さまざまな場に参加したという事実はあるものの、その事を忘れているのでは、結局身についていないのではないかと不安になりました。しかし、これについてもじっくり振り返ってみることで、体験した一つ一つの事が、今の自分の変化につながっていることを確認できました。
特に今年一年通して大きかったのは、自分自身が目の前に見えているものをどのように捉えているか、そのことを俯瞰して考えられるようになったことです。
振り返りが大事という事は多くの方が感じられていると思います。
私も大事にしており、常に振り返ってはいるつもりでしたが、改めて「1年間」という長い期間を振り返る事で、日々の中では意識できていなかった自分に気づく事ができました。
学習する組織を実現するための三本柱の一つに、「複雑性への理解」という言葉があります。
この言葉は常々は大事だと思っていましたが、今年は特にその実践について問い直しながら過ごしてきました。
その集大成がこの振り返りだったということが振り返ってみて明らかになりました。
いま目の前で見えている、感じていることがどこから来ているのか。
また、その感じていることに対処することで何が起こるのか。
組織開発であつかう、組織や人の課題はすぐに目に見える変化が起こることはあまりありません。
むしろ短期間で無理な変化を作ろうとすることが、後々に別のネガティブな変化を生み出す原因になることも多々あります。
だからといって何もしないまま現状維持をしていては、それこそ変化は生まれません。
では、現状にたいしてどのように働きかけることが、健全で生産的な個人、チーム、組織を築く事につながるのか。
振り返ることでその問題と向き合い続けてた事を改めて確認し、少しずつでも自分が変化、成長している実感を持てました。
まだまだ答えは出ていませんが年末合宿で対話を重ねる事で一つの可能性が見えてきました。
来年2016年はその可能性にかけて、新しい取り組みをスタートしていきます。
来年もよろしくお願いいたします。
兒玉義徳