• Posted 12.03.31

今年も既に4分の1が過ぎようとしている。

この3ヶ月間は改めて濃い3ヶ月間だったと思う。震災以降一般的な研修が一気に少なくなり、クライアントも世界の環境変化に巻き込まれていった。今までは白物家電は日本のお家芸であったが韓国にその地位を奪われ、その流れを一気に受けた会社もある。タイの洪水を受けて厳しい業績になったクライアントもある。一方で競合が洪水の影響でダメージを受け好業績を残した会社もある。しかし洪水は今の世界の変化の中ではまだ小さな変化かも知れない。

2月に久し振りに自分が受講生になる機会があった。ODの科学的基盤となっている行動科学の父が作ったNTL(National Training Laboratory)のPresidentのブレンダ・ジョーンズさんがメインコーディネーターをする南山大学人間関係センター主催の組織開発ラボラトリーに参加してきた。開催場所はTグループの聖地として有名な清里の清泉寮だ。NTLのPresident直々のプログラムを日本で受講できる機会はもうないだろう。

内容としてはごく基本的なODコンサルテーションの流れを追うものであったが、プログラムは開催する人の人格そのものが出る。だから刺激的だった。

学ぶことは沢山あった。しかし敢えて1つだけとするとOWNERSHIPの一言だ。日本語に訳すなら「覚悟・当事者意識」と言った所だろうか。これを無くすと組織も社会も全て健全性をなくしていくと言うことを体験したのは強烈だった。しかも何時自分も無くすかも知れないという可能性を見てしまったことだ。

清里から娑婆に降りてきて、そこに広がっている状況はOWNERSHIPをなくして自滅して言っている組織ばかりだ。戦略が悪いわけでもない。OWNERSHIPをなくしたがためにおかしくなっている。

そのような組織に関わるからこそ、ODコンサルタントは自らのOWNERSHIPはどうなのか自戒しなくてはならない。

 

大島 岳