9月25日付、日刊工業新聞様の「週末は別人」というコラムに私のインタビューが掲載されました。
29歳から現在まで、下手ながらも31年間続けてきた極真空手と、組織開発との関係性について聞かれました。
インタビューを受けさせていただき、意外にも組織開発との共通項が多いことに改めて気づきました。
以前、空手師範代に言われた言葉があります。
組手に際しては、
第一にしっかりと地面を踏みしめ、
第二に体軸をぶらさず、
第三に相手とのやり取りがある。
これは、弊社が組織開発を行なう上で大切にしている次の考えかたと、見事に合致しています。
過去と違う戦略を行なう際には、
自分(自社)が立っている場所を確認し、
価値観を明確化し、
その上で外部との関係性を構築する。
そして、何よりも「戦略を主体的にやりきる組織」を過去感情を超えて作ろうとしたときに、内部に必ず起こる様々な葛藤状態に立ち向かう瞬間は、社員同士がテーブルの下に隠していた自分のオモイを出し切り、同時に主張の違う他者・他部門のオモイを聴き切りながら、リスクテイクをもって合意形成することが必要です。それは正にフルコンタクトの世界です。
新型コロナの影響はまだまだ続き、皆さんの企業においても、過去のパラダイムを見直し、新たな戦略遂行をやり抜く組織を実現するという大変な局面にあると思います。
でも、空手の組手においてもビジネスにおいても、最後はどこまで心が折れないかどうかの勝負です。
諦めずに戦い続けましょう。
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