経営・法務スタッフなどに、業務に役立つ情報を提供する「会社法務A2Z」の2月号(1月末発行)に弊社の平尾の記事「優秀な人材を辞めさせない組織と経営」が掲載されます。
働き方改革が大きな課題となっていますが、表層的な施策では本当の改革にはつながりません。
記事の中では「優秀な人材が辞めてしまう本当の理由」「低コストで優秀な人材を定着させるための考え方と3つのポイント」などについて、生々しい事例も交えてお伝えしています。
発売は1月の末予定です。是非お楽しみに!
経営・法務スタッフなどに、業務に役立つ情報を提供する「会社法務A2Z」の2月号(1月末発行)に弊社の平尾の記事「優秀な人材を辞めさせない組織と経営」が掲載されます。
働き方改革が大きな課題となっていますが、表層的な施策では本当の改革にはつながりません。
記事の中では「優秀な人材が辞めてしまう本当の理由」「低コストで優秀な人材を定着させるための考え方と3つのポイント」などについて、生々しい事例も交えてお伝えしています。
発売は1月の末予定です。是非お楽しみに!
ビジネスモデル成熟化の中で新戦略の実行スピードが求められ、同時に労働時間短縮についての社会の要求が高まっています。組織と人の生産性の抜本的向上が待ったなしの一年が始まりました。
一方で、よく耳にするのは「戦略は新しく作ったのだが、組織としての行動が変わらない」という声です。肝心の「戦力」たる組織の行動や文化を変えないまま、戦略だけを変え続ける状態を「戦略策定病」と言います。経営層に今こそ必要なのは、じっくりとご自分の組織の本質的課題を考え、戦略実行を阻害する根深いループを断ち切ることです。
本セミナーは、弊社の実践事例や組織開発の考え方をベースに、決断と実行スピードのある組織をどのように実現するかを具体的に検討していただきます。定員を少数に絞り込む事で、『一般論ではない参加者にとって本当な必要な一手』を見出します。
◆ご希望者がいれば終了後懇親会(実費)あり!
株式会社シー・シー・アイ 会議室
東京都港区南青山 2-29-9 南青山リハイム601
銀座線『外苑前駅』1a番出口より徒歩4分
※会場は参加人数により変更される可能性があります。
30,000円(税込み)
終了後の個人体験コンサル(2時間)を含みます
※少人数でのセミナーです。(3名以上で開催)
12月14日(水)15時より、クロスコープ青山にて、30周年を記念しての年末セミナーを実施いたしました。
当日は年末のお忙しい時期にもかかわらず、20名を超すご参加者においでいただき、「やらされ感」のない組織を作るにはどうするかをワークを中心に学び合いました。
まず最初に、弊社が30年間におよぶコンサル実践の中で感じている、やらされ感を生んでいるメカニズムをお伝えしたうえで、「やらされ感がない」=「チームの価値観と自分の価値観が統合できる感触」を実感していただくために、価値観を話し合うワークからスタートしました。
会社も違い、ポジションも代表取締役から中間管理職までいらっしゃる方々が、「もしこのメンバーで組織(会社)を作るなら」という観点で、一所懸命話し合っていただきました。そしてその体験を振り返り、やらされ感のない組織を作るためには、こうした「青臭く答えのない話し合い(対話)」が難しいが必要であることを感じていただき、同時に、意見や結論の裏側にある人の意識・動き・相互の影響といったヒューマンプロセスに対する理解を深めていただきました。
その後お時間のある方は、そのまま近くで行った弊社の忘年会にもご参加いただき、美味しくお酒を飲みながらも組織を良くするための熱いお話は続きました。
ゼミナーの感想の一部です。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
平尾貴治
1986年に創業した弊社も、お蔭様で本年をもって創業30周年を迎えることができました。
その感謝の気持ちを込めて、10月1日(土)正午より、ホテルグランドアーク半蔵門の富士の間にて周年パーティーを開催いたしました。
当日は、創業以来からのお付き合いの方も含めて、お客様・お取引様など、約100名の皆様においでいただき、大変に賑やかな会になりました。
途中、弊社の30周年を10年ごとに振り返るコーナーでは、その時代々々にお世話になった方にご登壇いただき、当時の状況や出来事などをインタビューをさせていただきました。
以下のような暖かくも嬉しい言葉をいただきました。
「コンサルタントがぶれない。色々なことが起きても恐れなかった。」
「我社が大変な時期にコンサルに入ってもらい、利益を大きく伸ばすことができた」
「コンサルタントと本音でぶつかり合い、内部でも本音で話し合うこともできた。解決手法ばかり言う人は多いが、CCIはそうではなかった」
「あなたのやりたいことをやれる環境が私の仕事だと言ってもらったことが心に残った」
「コンサルタントと付き合っていて、『なんでこんなに我社のことがわかるんだ』と思った。CCIの強みは、俯瞰して組織を見ることのできる第三者であり、同時に、当事者として一緒にやる第一人称でもあることだ。」
そして、最後は弊社一同より、これまでの感謝と、未来に向けての決意を述べさせていただき、お開きとなりました。
会の中で、今回おいでくださった方とお話をしながら、改めて、正解のない今の時代だからこそ「戦略をやり切る組織をつくる」ということが重要なことであるのだと、気持ちを新たにいたしました。
この場を借りて、ご多忙中にも拘わらず当日会場にいらっしゃった方はもちろん、これまで弊社を支えていただいた本当に多くの皆様に心より感謝を申し上げます。
そして、未来に向けて、皆様からの変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社シー・シー・アイ一同
企業と人材 7月号にコンサルタント平尾の記事が掲載されました。
「人事と経営との連携を考える 〜管理する人事から内部変革推進者としての人事へ〜」というタイトルで、人事担当者のみなさま向けに、株式会社シー・シー・アイの組織開発への取り組み方をご紹介しています。
記事を掲載させていただいた平尾です。
今回の記事は、企業人事の皆様へのエールを込めて書かせていただきました。
当然のことですが、組織活性化の主役は内部社員の皆様であって、我々のような外部コンサルタントではありません。我々は「スパークプラグ」として全力で火種を入れさせていただきますが、そのスタートや継続のためには企業内部の方々の強いオモイと行動が不可欠です。その意味で人事に携わる部門の皆様の力は今まで以上に大切になってきています。
是非、一緒に日本の企業を元気にいたしましょう!
記事のPDFもリンク先よりご覧いただけます。
また、次回のCCIセミナー(8月10日)では、この記事の背景も共有させていただければと思いますので、ご興味のある方は是非お申し込みください。
「慮る」という言葉を辞書で引くと、「『おもいはかる』の音変化。周囲の状況などをよくよく考える。思いめぐらす。」とあります。
先日、ある企業の方から「健康な組織がダメになっていく時の兆候って何でしょうか?」という質問を頂いた時に、頭に浮かんだのが、この言葉です。
私は、内部で倒産を体験したことがあるので、自慢じゃないけど(笑)、企業がダメになっていく時の「空気感」はわかります。
それは、過剰に慮って相手に伝えるべきことを発しなくなり始める空気です。
こんなことおかしい、とかこのままで良いわけがない、などと思っても、「こんなことを、この場面で、自分の立場の人間が言ったら、相手が傷つくかもしれない。」と慮って黙り込み出したら、その集団(企業・家族)は黄色信号です。
もちろん、「慮る」の本来の意味は、もっとポジティブで能動的なものだったのでしょう。状況に対して反応的に動くのではなく、全体観を持って、最良の行動を選ぶ、という意味だったのかもしれません。
ところが、現代において、ほとんどの組織は「慮る」の後は「行動する」ではなく、「黙る」「やめる」ということに続くようになってしまった気がします。
なぜ、慮った瞬間に行動をやめるのでしょうか?
本当に相手が傷つけないためですか?本当は自分が傷つきたくないからではないですか?
厳しい言い方をすれば、相手の将来の幸福のことよりも、今の自分が傷つかないことを優先しているからではないでしょうか?
恥ずかしながら、サラリーマン時代の自分もそうでした。
でも、結果的に、それは誰も(もちろん自分自身も)幸福にはしませんでした。
私のある友人は、私に対しておかしなところを感じた時、一切慮ることなくストレートにものを言ってくれます。
それは、とても痛い時もありますが、同時に本当にありがたいことです。
私たちのコンサルテーションも、一言で言うと、企業内に存在する「過剰に慮った行動(遠慮)」を外す援助をして、本来の意味の「配慮(=相手の成長を信じて、適切な言葉で、ストレートにフィードバックを行う)」の文化を醸成することです。
一つでも多くの企業が、本気で仲間と自分の将来を大切にして、「違和感があっても本質的な話し合い」ができるようになることが、私たちの望みです。
平尾貴治
ちょっと前の話になりますが、ラグビー日本代表の活躍に熱くなった方も多いのではないでしょうか。
私は大感激しながら、「ああ、これは組織開発(OD)そのものだなあ」と感じました。
個人に対してではなく組織という全体システムに対する「揺さぶり」や、複数リーダーでチームを作り、詳細な戦略を自分たちで考えさせること、そして重要な試合前には個人一人ひとりへの期待をこめたカードを送ることで、最後は個人の主体性に賭ける・・・などなど、企業でも使えるODのエッセンスがたっぷりと感じられました。
翻ってビジネスの世界を見ると、「偽装〇〇」やら「粉飾〇〇」やら、数字を作るという大儀面分の下で、ちっとも「開発されていない(=閉じている)組織」のニュースばかり耳に入ります。
改めて、世の中に「組織(チーム)の健全性と生産性の両立」を目指すODを広めたい気持ちの高まる今日この頃です。
さて、そんなわけで(?)、改めて弊社応接室で月一開催しているCCIセミナー「組織開発との向き合い方」のご紹介です。
このセミナーは「実践者が気楽にODを学び合う場を作ろう!」と、始めました。
毎月平日の夜に、大体3人から6人くらいの方で集まり、ODの理論やコンサル事例をもとに、それぞれの組織のことを考え、話し合うものです。
普段は100人を超えるご参加者にマイクを使って話しするものから、一つの企業の幹部を集めて泊まり込みで組織の将来を話し合っていただくものまで色々やってはおりますが、このCCIセミナーは、ご参加者も私も最もリラックスできるものかもしれません(笑)。
しかし、回を重ねるごとに、運営側の予期しなかった副産物も生まれてきています。
例えば、会社内で組織活性化のための共通言語を作りたいからと上司(あるいは部下)を連れてくる人、別の場所で弊社のセミナーを受けた後に、もっと深く理論的背景を知りたいからといらっしゃる人、単純にCCIの事務所を見たいから来る人(笑)・・・などなどです。
中には、参加者が変わるとまた別の学びがあるから、と複数回いらっしゃる方もいます。
最近、嬉しかったのは、全く違った背景の参加者同士で、セミナー終了後に飲みに行かれたというお話です。
こうして学びの場が広がることは、何よりも素敵です!
この後も下記のスケジュールでセミナーは開催されます。
特に11月は、先日参加したばかりのポートランドでの組織開発国際カンファレンスのお話も共有できればと思います。
お時間と興味のある方は是非、こちらからお申し込みください!!
2016年1月21日(木)、東京商工会議所様主催、
「戦略をやり切る組織づくり講座」にて、講師を務めさせていただきます。
変革期における企業の戦略実行を数多く手伝ってきた講師の経験を基に、ビジョンを共有し、戦略をやり切る組織の本質的なつくり方を学んでいただきます。
組織開発(OD)の手法をベースに組織力学を学び、価値観を揃える会議ワークなどで、実践的に学ぶ体験型セミナーです。
本気で変化に強い組織を作りたいとお考えの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
◆セミナー名
戦略をやり切る組織づくり講座
― 組織開発(OD)の視点から見た強い企業とは ―
◆講師
株式会社 シー・シー・アイ
組織開発コンサルタント 平尾 貴治
◆日時
2016年01月21日(木)10時00分〜17時00分
◆場所
東京商工会議所
〒100 -0005 東京都千代田区丸の内2-5-1
TEL: 03 -3283 -7650
<アクセス>
【地下鉄】
○都営三田線 大手町駅より徒歩5分 (D1出口)
○千代田線 二重橋前駅より徒歩2分 (4番出口)
○日比谷線 日比谷駅より徒歩8分 (A8出口)
○有楽町線 有楽町駅より徒歩8分 (D3出口)
○丸の内線 東京駅より徒歩3分 (4b出口)
【JR】
有楽町駅より徒歩8分、東京駅 丸の内南口より徒歩3分 、京葉線 東京駅より徒歩3分
★詳細内容
◆対象(参加条件)
経営者、経営幹部、経営企画ほか組織づくりについて考えたい方
◆定員 24名
◆料金
東商会員割引優待
会員料金(税込) 18,360円(税込、資料・昼食代含む)
一般料金(税込) 34,560円(税込、資料・昼食代含む)
ご興味のある方は、ぜひ下記WEBページをご参照のうえ、お申し込みください。
◆お申し込みは、こちらからお願いします
http://www.smrj.go.jp/jinzai/tokutei/093058.html
9月29日(火)、独立行政法人 中小企業基盤整備機構様主催の虎ノ門セミナーにて、 「次世代リーダーを育てる― 優秀な人材を戦力にするポイント ―」というタイトルでセミナーをさせていただきました。
締め切り前に、企業経営者や管理者の方のご参加で満員御礼になり、次世代育成についての皆様の関心の高さが感じられました。
また、当日になって急遽テレビ東京様が取材にいらっしゃって、セミナーの様子の撮影や参加者のインタビューなどをされました。カメラに慣れない私はちょっと緊張してしまいました(笑)。
(ちなみに10月6日(火)のワールドビジネスサテライトにて、「中小企業の人材難」というテーマで放映予定です!)
当日の内容は、大きく以下の3つについて、ご参加者同士の情報共有も挟みながら進めさせていただきました。
終了後、ご参加された方からは、
「次世代リーダーの育成は社長の最も重要なマターだというのが、心に響いた。」
「相互の存在承認が企業活性化のキーという言葉を重く受け止めた。自分はできていなかった。」
「規範や企業文化人を育てるという話が新鮮だった。」
「実務経験に基づく力強いメッセージが満載だった。」
などのありがたい感想をいただきました。
次世代のリーダー育成は「待ったなし」です。次の時代へのバトンを渡す準備はできていらっしゃるでしょうか?
平尾貴治
最近、組織活性化のお手伝いをしていてつくづく感じることがあります。
「皆、疲れているなー」ということです。
数字結果は求められる、人は減らされる、報告書類は増える、部下に厳しく指導するとパワハラといわれる・・・などなど。
上にも下にも犠牲者感と自己正当化が蔓延して見えます。
だからこそ、今、ODの世界でも「できていないことを追及せずに、良いところを探しあおうよ」というポジティブアプローチが流行っているようです。
だけど、このポジティブアプローチを勘違いして使っていらっしゃる場面もよく見ます。
例えば「誰かの責任問題などというのはやめて、笑顔で明るく対話しよう」という意見です。
私は「誰の責任か」が不明確なまま、対話だけで戦略問題が解決したり、生産効率が上がったり、部門連携が良くなったり、人が育成された会社を見たことがありません。
良くなる会社は、必ず「誰か」が、たった一人でもオーナーシップを持って立ち上がり、責任を持って問題を究明し、周囲を巻き込み解決行動をしています。
「そんなことやったらギャップアプローチになって、また会社が暗くなっちゃう」というご意見もあるでしょう。
確かに「問題の原因究明」においては、個人や一部署といった「部分」に責を帰するべきではないと思います。
それこそシステム思考として、相互の関係性や過去からの規範など、ヒューマンプロセス全体の問題を問うていかなければ、単なるモグラ叩きゲームになり、本質的な問題にたどり着きません。
しかし「問題解決行動」の場面においては「皆でやりましょう」や「各々が意識して」では、本気の実行にはなりません。
必ず、誰がやるかの「主語」を求めねばならないのです。
日本人は、本来主語を求めることに躊躇のある民族に思えます。
日本語の文法も、主語がなくても通じることが多いですものね。
テレビでの不祥事会見を見てていても、「で、それは一体誰が責任をとって解決していくの?」が最後までわからないことがあります。
コンサルテーションの場面でも主語を求めると、急に口ごもったり、暗くなりがちです。
だけど、組織を変革し、本当に問題解決をしようと思ったときは、何より「誰の責任において行うか」を明確にすることが大切です。そして同時に、その「責任を持たせた誰か」を組織(チーム)として一人ぼっちで戦わせない、ということが大事なのです。
これこそが私は、本当の意味での「ポジティブアプローチ」だと思っています。
勇気を持って「主語」を置こう!!!
平尾貴治
実施プログラムについてご質問やご相談等ございましたら
下記にてご連絡くださいませ。