人生の三通りの選択
2013.04.25ブログ
平尾 貴治
昔、登山家の小西浩文さんとお話した際に、
「人間の生き方は三通りしかない。最後の時に、満足して死ぬか、折り合いをつけて死ぬか、後悔して死ぬか、その三つだ」という言葉をいただきました。
個人的な話ですが、最近になって古い友人からの誘いが急に増えています。
大学、高校、果ては40年ぶりの小学校の同期会など、イベントが目白押しです。
50歳過ぎ、という私の年齢がちょうどそういうタイミングなのかもしれません。
古い友達と会うたびに、自分の人生が、前述の三通りのうちのどこに向かっているのかを、つい考えてしまいます。
クライアントのご担当者からは、「ある年齢を超えたら、もう性格は変わらないですよね。」と質問を受けることが度々あります。しかし、つい先日お手伝いした企業では、幹部の皆さんが今まで避けてきたリスクを受け入れ、それによって見事に組織を変えました。正に、年齢を重ねても性格(=行動パターン)は変えることはできる、という実証例であり、いくつになっても三通りの終わり方を選びなおすことはできるということだと思います。
そんなことを考えつつ改めて自分自身を省みております。まだまだ老け込む歳ではありませんが、かといって無限に時間が残っているわけではありません。
改めて自分のスタンスを確認し、人生の三通りの選択うちのベストを選びたいと思います。
平尾貴治
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