「オーセンティック」ということ
2016.01.26ブログ
穏やかな気持ちで新年を迎えたのが遥か昔のような・・・
あっという間に、1月も終わろうとしています。
おかげ様で、年始から様々な方に刺激をいただき、
2016年を良い年にしたいという気持ちは今のところ維持できています。
プログラムの受講生の皆さんが職場に戻って行動を変革できた、
クライアント企業の社員さん同志が互いにフィードバックしながら問題解決に取組んでいる、
など、嬉しい報告もいただき、それが私自身のモチベーションにも繋がっています。
2016年はCCIにとって、30周年という節目の年。
私自身も、この節目の年のなかでいかに成長するか?ということを、
自分に問われていると思っています。
有り難いことに、今月は「自分自身のODコンサルタントとしての在り方」を見つめ直す機会が続きました。
その中でも特に、あるODコンサルタントの大先輩にお話を伺ったときに出た、
「オーセンティック(あるがまま・自然体)でいること」という言葉が、
私の心に残っています。
クライアントに起きているプロセスを見るうえで、コンサルタント自身がオーセンティックでないと、
「言葉」「感情」「行動」の一致・不一致は見抜けない、というお話でした。
こうやって言葉にすれば当たり前のことかも知れませんが、
長きに渡りODコンサルタントとして実践してこられた先輩の
「オーセンティックな在り方」そのものが私にとっては非常に説得力があり、
同時に、自分が知らず知らずのうちに「閉じている」ことも気づきました。
そして、それが周囲からすると
「オーセンティックではない状態」に見えている、ということも。
クライアントの心が開き、自分で考え、決断し、行動していく喜びを共有できるのが、
この仕事の面白さだと私は考えています。
しかし、良かれと思って没頭することで、あれこれと一人で悩み、頭がぐるぐるしてしまい、
気づいたら自分を表現できなくなっていた・・・という経験が私にはありました。
「自分のことは一番見えない」
これは、私がODに出会って一番の学びです。
幸いにも、私の周りにはフィードバックをしてくれる人たちが何人もいますので、
いまの自分はオーセンティックな状態なのか?は振り返りやすい環境です。
あとは、自分自身が心を解放する機会を意識して作っていくことも大切なのではないかと感じています。
2016年は
・他者との関わりの中で、自分の心の動きを大切にすること
・大好きな音楽やダンスを通じ、自己表現をすること
このようなことを心に留めながら、ODコンサルタントとして一回り成長できる1年にしたいと考えています。
2016年も、どうぞよろしくお願いいたします。
Sotoyama
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