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書籍に学ぶ組織開発のポイント(1)・・・マーケティングとは「組織革命」である

2021.03.23ブログ

平尾 貴治
書籍に学ぶ組織開発のポイント(1)・・・マーケティングとは「組織革命」である

「企業と人材」の本年1月号から3月号まで「専書!(専門家が選んだ3冊)」のコーナーに記事を掲載させていただきました。
今回は、その第一回である“マーケティングとは「組織革命」である(森岡 毅)”の記事をご紹介いたします。

※本ブログは「企業と人材」を発行する産労総合研究所様の許可を頂きアップさせていただいています。また掲載記事全文はこちらからお読みいただけます。

我々が「組織開発」を謳ってきて、どうしても悩ましいのは、「組織開発って組織のコミュニケーションやモチベーションを良くすることでしょ」と決めつけられてしまう事です。

もちろんそれも大事な要素ですが、私たちはハード面(戦略・仕組・など)とソフト面(気持ち・関係性・文化・など)の両面を考え、かつそれらをどう有機的に統合していくかを大切にしています
その意味でこの書籍は、USJの現在の成功を気づく過程において、内向きだった組織をどのように顧客と戦略に目を向けるようにしたのか、そのために組織や個人の行動や文化を泥臭く変えていく過程が活き活きと描かれています。
特に筆者の「組織を『人体』として捉え、だからこそ各臓器(個人・階層・部門)が『上下関係』ではなく、明確な役割による『共依存関係』を考える」という視点にも強く共感いたしました。

私たちも組織が新戦略に向かうお手伝いをする時は、外部環境や自社の歴史・未来をもう一度見直しながら、「自分達はどうあるのか」を本気で掘り下げ考えていただくことをスタートとしています。
その意味でもこの書籍は新型コロナ禍で悩みの中にある多くの企業にお勧めいたします!

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