CCIに「チェックイン」、「チェックアウト」
2013.09.18ブログ
私は、本年4月より、入社を致しました。
前職は下呂温泉の老舗旅館。
現在、弊社に転職を致しまして、改めて人間、3ヶ月間を過ぎた頃になりますと、
それなりに順応するものだな、と我ながら思います。
弊社で実行しております「OD(組織開発)」というアプローチの方法に私自身が順応していくのに、
現在も鋭意、勉強中の身ではございますが、とりあえずのちんぷんかんぷんの領域を
脱するまでに、3ヶ月以上を要しました。
例えば、今回ご紹介させて頂きたいのは、
ダイアログで使用される「チェックイン」、「チェックアウト」。
弊社の使用方法は、出社時に「チェックイン」し、退社時に「チェックアウト」を行っております。
弊社では、「チェックイン」とは、仕事に「心身ともに入る」ことをいい、
「チェックアウト」は、仕事から「心身ともに離れる」ことを意味します。
社員それぞれに、性別、年齢、背景、生活習慣が異なるので、
お孫さんの世話やお子様の世話、介護をする方にデートのある方。
体調の良し悪しに、機嫌の良し悪し。いろいろ、ございます。
そこで、仕事へ入るために「今、感じていること」をブレインストーミングにて、言語化します。
回りはその人が今、何を感じていて、その感じている背景には何があるかを、理解、共感、
または、最低限は知ることができます。
気持ちを出すことにより、さっぱりとして仕事に入り、効率性を上げます。
一体感も生まれ、感情を言語化する習慣がつきますと要らぬ摩擦は生みません。
「チェックアウト」も流れは同じです。
職業柄、切羽詰まった環境を改善する機会も多くございますので、
かなりのストレスを背負いながら、仕事を進めることも日常茶飯事です。
すると、どうしてもピリピリとした感情や雰囲気が生じます。
次にふとしたことで、感情のすれ違いが生じ、摩擦を生みます。
摩擦を生んだまま、帰宅をすると大概、翌日も翌々日もその感情的摩擦は、引きずられていきます。
引きずることで、心理的に身重になり、更にそれがストレスになり、雪だるま式にそれは膨張します。
そこで、「チェックアウト」です。
要は、それらを引きずらないようにし、ご自身のプライベートな現実の中へと戻っていくための方法です。
簡単そうで難しく、難しそうで習慣化すると簡単で、奥の深い「チェックイン」と「チェックアウト」。
確実に社内は、活性化致しますので、ぜひ一度、お試し下さい。
内田拓郎
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